TED Fellow Negin Farsad weaves comedy and social commentary to cleverly undercut stereotypes of her culture. In this uproarious talk/stand-up hybrid, Farsad speaks on her documentary, The Muslims Are Coming!, narrates her fight with the MTA in New York and offers a detailed breakdown of the different types of haters she’s encountered in her work. “Comedy is one of our best weapons,” she says. “We’ve tried a lot of approaches to social justice, like war and competitive ice dancing — but a lot of things are still kind of awful. I think it’s time we try and tell a really good poop joke.”
TEDフェローのネギン・ファーサドは、自分の文化のステレオタイプを巧みに風刺するためにコメディと社会的解説を織り交ぜます。
この笑いとトークのハイブリッドである爆笑のトークで、ファーサドは自身のドキュメンタリー作品である『ザ・ムスリムズ・アー・カミング!』について語り、ニューヨークのMTAとの闘いを語り、自身の仕事で出会った異なるタイプのヘイターを詳細に分析します。「コメディは私たちの最高の武器の1つです」と彼女は言います。
「戦争や競技アイスダンスなど、社会正義に向けたさまざまなアプローチを試してきましたが、多くのことはまだかなりひどい状態です。本当に良いうんちのジョークを言ってみる時が来たと思います。」
タイトル |
A highly scientific taxonomy of haters 高度に科学的な嫌悪者の分類 |
スピーカー | ネギン・ファーサド |
アップロード | 2016/07/06 |
「高度に科学的な嫌悪者の分類(A highly scientific taxonomy of haters)」の要約
社会正義コメディとは
- イラン系アメリカ人ムスリムである著者は、社会問題に笑いを通じて向き合う「社会正義コメディ」を実践。
- 目的は「ヘイター」(憎悪を煽る人々)の心を変え、偏見や差別を減らすこと。
ヘイターの分類
- トロール: デジタル空間で攻撃的なコメントを投稿する人々。
- 通りすがりのヘイター: 公共の場で短時間の憎悪を発散する人々。
- 組織に隠れるヘイター: 宗教や非営利団体を隠れ蓑に憎悪を表現。
- スイングヘイター: 情報不足で憎悪と理解の間を揺れる人々(ターゲット層)。
コメディの力
- 笑いは人をオープンな状態にし、その瞬間に情報や新しい視点を伝えることが可能。
- 社会正義コメディは「正義」をテーマにし、政治的な偏りを避け、暖かく親しみやすい手法を重視。
活動例
- 「The Muslims Are Coming!」ツアー:
- ムスリム系コメディアンたちと南部州を回り、笑いで偏見を和らげる。
- 映画化後、反ムスリムポスターに対抗し、ニューヨーク地下鉄でユーモアあるポスターキャンペーンを展開。
- 最終的にMTA(ニューヨーク交通局)を訴え、勝訴。
- 「The Daily Denouncer」ウェブサイト:
- ムスリムが日々テロを非難する風刺的な漫画を掲載し、偏見の理不尽さを伝える。
- ケイマン諸島での銀行調査:
- オフショア銀行で少額預金口座を開設しようと試み、税回避問題をユーモラスに批判。
挑戦と意義
- 死亡脅迫やヘイトスピーチに直面するが、笑いを通じた繋がりと対話の力を信じて活動を続ける。
- 社会正義のための新たな武器として、コメディが大きな可能性を持つ。
結論
- 「笑い」で偏見や差別を乗り越え、より良い社会を目指すことが重要。
- 問題に真剣に向き合いつつ、ユーモアの力を活用することで、新しい解決策を模索できる。